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C T S
株式会社 クリーンタウンサービス
東関東営業所
ちょっとした豆知識
塗装工事:塗装と言ってもいろいろな、樹脂・仕様・機能があり掘り下げたら結構深いものがあります。
樹脂のいろいろ:アクリル・ウレタン・エポキシ・シリコン・フッ素が主なもの。
機能のいろいろ: 美観・・文字通り美しくよみがえさせることを目的としてます。
防水性・・躯体の保護や、老朽化によるクラックの発生から躯体への水等の浸入に
よる劣化を防止するために、塗料に防水機能を持たせたもの。
通気性・・主に軒天等に施工しますが、侵入した水分等による膨れ防止のために
塗膜に呼吸機能を持たせたもの。
セルフクリーニング・何種類かの方法はありますが、主に汚れ付着防止機能を持たせて
表面についたゴミや埃を雨と一緒に流してしまうものと、親水性機能
を持たせ、塗膜と付着した汚れとの間に雨を浸水させ落とす方法が
有ります。
遮熱・・・・反射と、熱伝達防止機能により、塗膜に光熱反射機能と熱伝達遮断機能
を持たせ、表面や塗料下に熱を蓄積させないようにした技術。
屋根部の施工が主体となります。
水性系と溶剤系・・・違いは、臭いが少ない、水で稀釈できる、環境にやさしいものが水性系、
臭いがきついものがあり、シンナー等で稀釈、機能や美観が充実したものが溶剤系。
耐侯性や機能、仕上り感、耐用年数等は溶剤系のものが優れているものが多い。
よいものや優れた機能を採用しようとしたら多くが溶剤系となる。但し近年の技術
の進歩により、溶剤系に劣らないほどの水性系塗料も多く出てきている。
防水工事:いろいろな使用目的とタイプについて
・FRP防水 :表面が比較的硬度で、雪かき等をしても防水材を傷めることが少なく豪雪地等で採用。
・各シート防水:シート状のものを貼り合わせ防水する方法。数種類の工法があるが、風によりめくれて
しまう事例も過去にあり、接着方法や設置方法は各メーカーのデーターによる指導が
重要。また屋上緑化での防水でよく使用される。
・アスファルト防水:新築でよく使用され、比較的安価なものが多い。長年にわたり多く使用され実績も
多い。改修工事では、臭いや火を使用したりするので不向きな場合がある。
・無機防水:モルタル系で防水機能を持たせた工法。
・ウレタン塗膜防水:ウレタンでシームレス塗膜を形成することで、形状の複雑な箇所でもしっかりした
防水が出来、改修工事に有効。トップコートにフッ素を使用することで、10年間ノー
メンテナンスも実現。
塗り床材のいろいろ
・エポキシ系 : 表面硬度が硬く耐摩耗性もあり、工場の床に多く採用されている。またノンスリップ仕様
によりすべり防止にも対応可能。製品が硬いため構造クラック等には対応できず、クラッ
クが入りやすいのと耐侯性が欠点。
・ウレタン系 : 事務所やビルの廊下等で採用され、歩く音を軽減し、且つソフトな歩行を実現。伸縮性が
あるため、多少のクラックには追随し表面に発生させない。
・アクリル系 : 美観を主な目的し、安価で施工可能。
・ウレアセラミック系:聞きなれない樹脂名だが、エポキシとウレタンの良い部分を融合しグレードアップした
機能が特徴。耐摩耗性を格段にアップさせ、耐熱性も160℃以上ある。そのほか
耐薬品性も機能し、各機能とも高級グレードとなっている。
耐摩耗性を必要とする、荷捌き場や、魚市場、自動車・バス工場等に採用。
耐熱性を必要とする、食品工場、給食センター、外食産業の厨房で採用。
耐薬品性を必要とする、病院手術室、薬品工場、樹脂工場等で採用。
・コンクリート強化床:塗り床までは必要ないが、保護はしたいというときに有効。塗布散布タイプで、コンクリート
のポーラス部に入り込みコーティングする。厚みはほとんど無く、段差も出来ない。表面
にワックスを掛けたような仕上がりとなり、コンクリートを保護する。比較的施工単価が経
済的で、規模の大きな施工で有効。耐摩耗性も兼ね備えており駐車場やスタジアムの床
等で有効。
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